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WEBライティングとは?質の高い記事を書くコツを解説

2022.09.05

WEBライティング

コンテンツマーケティングやコンテンツSEOを行う上で、WEBライティングは重要なスキルの一つです。

WEBライティングの方法次第で、アクセス数やコンバージョン数に影響します。

この記事では、WEBライティングのコツや記事の質を高める方法を解説していきます。

WEBライティングとは?

WEBライティングとは、「WEB上にいる読者のニーズに合わせた記事を執筆すること」を指します。

本や新聞など紙媒体を閲覧するユーザーではなく、あくまでWEB上にいるユーザーに対して発信するコンテンツのライティングを行います。スマートフォンやPCで閲覧するユーザーを想定し、コンテンツを作成する必要があります。

「WEBライティング」とは別で「SEOライティング」という言葉があります。
※SEOライティングについては下記の記事で詳しくご説明しています。


この記事では、ユーザー目線でみた「WEBライティングの方法」を解説します。

WEBライティングはSDS法とPREP法の構成方法がある

WEBライティングをする際は、PREP法・SDSを意識してみましょう。ただ、PREP法・SDS法を聞いたことない方も大勢いると思います。PREP法・SDS法に関して説明をします。

PREP法とは

PERP法とは、分かりやすい説明の構成のこと。以下の頭文字をとっています。

  • Point=結論
  • Reason=理由(なぜその結論なのか?)
  • Example=例(結論を立証させるためのデータや具体例)
  • Point=結論(もう一度結論を言う)

まとめると、「結論から述べてその理由と具体例を提示して、最後にもう一度結論を言う」ということ。主に仕事上の会話で使うテクニックですが、WEBライティングにも活用できます。

例
「青森県産は甘みと酸味のバランス」「長野県産は甘み」が特徴となっています。というのも長野県は日照時間が長いため、甘いりんごが育ちやすいためです。例えば、青森県産はスイーツに多く使われており、長野県産はジュースに多く使われます。よって、「青森県産は甘みと酸味のバランス」「長野県産は甘み」が特徴です。


先に意見を伝えることで、意見が読者に伝わりやすくなります。また、話の流れが結論→理由→例→結論とつなげることで、内容に信憑性を持たせることができます。

長文で内容を説明するWebライティングに、PERP法は活用できます。

SDS法とは?

SDS法もPERP法と同じく、分かりやすい説明の構成のことですが、説明の順番が以下の通り異なります。

  • Summary=要点
  • Details=詳細
  • Summary=要点

「最初に全体の大枠を説明した後に詳細な内容を説明し、最後にもう一度全体の大枠を伝える」ということ。主にプレゼンやニュースの原稿で活用できる方法ですが、Webライティングにも活用できます。

実際にSDS法で書いた文例をご紹介します。

例
青森県産のりんごと長野県産のりんごでは、味の特徴が異なります。酸味と甘みが特徴の青森県産のりんごはスイーツに使われる傾向にあり、甘みが特徴の長野県産はジュースに使われることが多いです。このように産地によって、味の特徴が異なるのです。


先に要点を述べることで、何を伝えたい文章なのかを理解してもらい、詳細な説明を行います。文章を読むユーザーにとってストレスを感じにくい構成です。

WEBライティングにおいて、PERP法・SDS法を意識することで質の高い記事が執筆できるでしょう。

PERP法・SDS法の使い分けに関しては以下を参考にしてください。

PERP法
・論理的で主張を説明する場合
・ユーザーにとって一般的ではない商品や事象を紹介する場合
・ユーザーにとって大切な内容をより理解してもらいたい場合

SDS法
・一般的な内容に対して確認・同意してもらいたい場合
・文章を飽きさせずに読ませたい時

目的やメリットは?

WEBライティングを行う上で、「記事の目的」を設定することが重要です。なぜなら、目的なしにライティングを行うと、記事が一貫性を欠いたものとなる可能性があるため。

WEBライティングをする目的や、WEBライティングの持つメリットを把握しましょう。

WEBライティングの目的は、記事を読んで行動を起こすこと

WEBライティングの目的は読ませることだけではなく、読んだあとに行動を起こすことです。ユーザーが検索する理由は、「悩みを解決し、その先の目標や期待を叶えたい」から。

「ユーザーにコンテンツを読んでもらう」が目的になっている記事が多いです。あくまで目的はユーザーに行動を起こさせることです。

商品の紹介記事をライティングする場合、あくまで最終的な目標は商品の購入などその後の行動。コンテンツで悩みを解決し、その先の行動までデザインできるWEBライティングを心がけましょう。

WEBライティングのメリットとは?

WEB上で記事を作成ができるメリットはいくつかあります。WEBライティングのメリットを以下にまとめましたのでご覧ください。

ユーザーに、執筆者の思い描いた行動を起こせられる

ライティングは、ユーザーの行動や心情を想定することができます。さらに、WEBライティングは紙媒体とは異なり、想定した行動とは違った場合、修正できるのもメリットです。

誰でもいつでもアクセスできる

WEBライティングは営業とは異なり、誰でもいつでも情報に触れることができます。つまり、質の高いコンテンツを作成すれば最強の営業ツールとなり得るのです。

情報を更新しやすい

WEBライティングは、情報を更新しやすいことがメリットです。商品に限らずニュースや情報は、日々更新されていきます。WEBライティングでは常に最新の情報をユーザーに提供することができます。

上記3つのメリットを意識すると、より質の高いWEBライティングができるでしょう。

ここまでは、WEBライティングの基礎知識を解説しました。次からは、実際にWEBライティングの質を高める具体的なコツを確認していきます。

記事の質を高める11つのコツ

ここからは、WEBライティングを実際するにあたってのコツを解説します。以下11種類です。

  • 一つの文に一つの説明
  • 読者の感情に語りかける
  • 誰にでもわかる言葉を使う
  • 主語と述語の原則を守る
  • より具体的な説明をする
  • 「て・に・を・は」を意識する
  • 同じ文末表現を続けない
  • 文体を記事の内容と一致させる
  • 適切な接続詞を使う
  • 箇条書きや表を活用する
  • 見やすい改行をする

それでは順に確認します。

1. 一つの文に一つの説明

WEBライティングをする際は、一つの文に対して一つの説明にしましょう。つまり一文を簡潔にすることが重要です

新聞は文字数が膨大ですが、一文あたり40文字~60文字程度と読みやすい文字数で構成されています。説明したいことが多いと、つい文章が長くなってしまいます。できるだけ簡潔な文章を書くようにしましょう。

NG例
WEBライティングの目的はユーザーに読ませることではなく、行動を起こさせることなので、ユーザーがどのような行動をして欲しいのか計算した上でコンテンツを作成することがおすすめです。
OK例
:WEBライティングの目的は、ユーザーに読ませることではなく、行動を起こさせること。ユーザーがどのような行動をして欲しいのか計算しましょう。目的を踏まえた上でコンテンツを作成するといいでしょう。

2. 読者の感情に語りかける

WEBサイトを閲覧するユーザーは、何かしらの悩みや問題を解決したくて検索しています。ユーザーの感情や悩みに語りかける文章を意識しましょう。

ただ単に、悩みの答えだけ書かれているコンテンツはユーザーの心には刺さりません。「この悩みは私も感じている」「この悩みは本当に辛いですよね」など、筆者の実体験に基づいた共感をしてあげましょう。

NG例
WEBライティングは理解が難しいので、筆者のコツを伝授します。
OK例
ユーザーに刺さるWEBライティングは難しい。文章だけで情報が伝わっているのか心配だと思います。筆者のコツを紹介します。

3. 誰にでもわかる言葉を使う

WEBライティングは、誰にでも分かる言葉を使いましょう。専門用語や一般的ではない漢字を使用すると、ユーザーはストレスを感じます。中学生でも理解できる文章を心がけましょう。

NG例
兎に角、WEBライティングの主意は、読者の行動を促すこと。然しそれは難しい。
OK例
とにかく、WEBライティングの目的は、読者に行動を起こさせること。しかし難しい。

4. 主語と述語の原則を守る

主語と述語の原則を守りましょう。WEBライティングをしていると、主語と述語が全く対応していない場合が多々あります。

「主語と述語の原則は常識だ」と感じる方も多いでしょう。しかし、よくあるミスです。一文ごとに主語と述語が対応しているのか確認しましょう。

NG例
WEBライティングとは、「WEB上で記事を執筆すること」で、ユーザーに行動を起こさせます。
OK例
WEBライティングとは、「WEB上で記事を執筆すること」。また、WEBライティングの目的は、ユーザーに行動を起こさせることです。

5. より具体的な説明をする

WEBライティングをする際は、より具体的な数値やデータを用いましょう。具体的な数値を用いて説明することで、行動した結果どのような未来になるのかユーザーがイメージしやすくなります。

NG例
WEBライティングの方法を変えるだけで、売上が大幅に向上。
OK例
WEBライティングの方法を変えるだけで、売上が先月比で50%向上。

6. 「て・に・を・は」を意識する

WEBライティングをする際は、「て・に・を・は」の助詞に注意しておこないましょう。誤った助詞を使用すると、ユーザーは違和感を感じます。自分では中々わからないミスです。誤った「て・に・を・は」を使用していないか、複数人に確認してもらうといいでしょう。

NG例
WEBライティングが、非常に難しいが楽しい
OK例
WEBライティングは、非常に難しいが楽しい

7. 同じ文末表現を続けない

WEBライティングをする際は、同じ文末表現が続かないように意識しましょう。同じ文末表現が続くと、幼稚な文章に見えますし、ユーザーの読むリズムが悪くなります。

NG例
WEBライティングの目的はユーザーに行動を起こさせることです。ユーザーの行動を想定したコンテンツを作成することが重要です。
OK例
WEBライティングの目的はユーザーに行動を起こさせることです。ユーザーの行動を想定したコンテンツを作成しましょう。

8.  文体を記事の内容と一致させる

文体を記事の内容と一致させましょう。堅い内容の記事で、話し言葉を使用していると違和感を感じます。反対にフランクな内容の記事で、堅い言葉を使うのも違和感を感じさせます。

サイト全体で文章のトンマナを統一してWEBライティングをしましょう。

9. 適切な接続詞を使う

WEBライティングをする際は、適切な接続詞を使用するように意識しましょう。普段の会話とは違い、WEBライティングでは、接続詞を多く使用します。

適切な接続詞を使いながら、ユーザーが読みやすいコンテンツを作成しましょう。

NG例
WEBライティングのメリットは、誰でもいつでもアクセスできること。しかし、最強の営業ツールとなりうるのです。
OK例
WEBライティングのメリットは、誰でもいつでもアクセスできること。そのため、最強の営業ツールとなりうるのです。

10. 箇条書きや表を活用する

WEBライティングというよりは、読みやすさに関するコツです。並列の説明がある場合など、箇条書きや表を用いて説明をしましょう。

箇条書きや表を用いることで「読みやすさ」が向上し、ユーザーのストレスを大幅に軽減できます。

【悪い例】
弊社のWEBライティング事業を見直した結果、view数が10倍、離脱率が20%ダウン、売上も17%向上した。
【良い例】
弊社の弊社のWEBライティング事業を見直した結果は以下のとおり。
・view数:10倍
・離脱率:20%改善
・売上:17%向上

11. 見やすい改行をする

文章の改行も読みやすさに影響します。改行が少なく文章が読みにくいと、ユーザーの離脱を招いてしまいます。

文章が続いてしまう場合など、読みやすくなるように改行を意識してWEBページを作成していきましょう。

以上、WEBライティングをする際のコツ11選でした。続いてはWEBライティングをする際の注意点に関して説明をします。

執筆時の注意点

WEBライティングをする際は、以下3点に気をつけることで、より良いコンテンツが作成できるでしょう。

  • 他のコンテンツをコピーしない
  • エビデンスを提示する
  • 伝聞や推測表現はなるべく使わない

順に確認していきましょう。

他のコンテンツをコピーしない

コンテンツ作成時は、競合や他サイトだけでなく自社サイト内のコンテンツを参考にする方が多いでしょう。

しかし、参考にする分には問題ないのですが、コンテンツのコピーはしてはいけません。コンテンツをコピーすることで、Googleからペナルティを受ける可能性があります。悪質な場合、コンテンツの所有者から著作権侵害で訴えられる場合もあります。コピー利用は絶対にしないように注意しましょう。

コピーではなく、引用や参照で使用する場合は「引用していること」「参照元」を明記する必要があります。コピーではなく「引用」や「参照」として利用していることをきちんと表記しましょう。

エビデンスを提示する

WEBライティングで意識して欲しいのは、なるべくエビデンスを提示するということ。料金や効果、評判やアンケート結果などを掲載するコンテンツも多数あるでしょう。

ユーザーから信頼を得るだけでなく、景品表示法の観点からも、エビデンスを基にしたコンテンツを作成しましょう。

NG例
受動喫煙は非常に危険である。主流煙と比較して、タールの含有量が大幅に増える。
OK例
厚生労働省「最新たばこ情報」では、受動喫煙の危険性について注意喚起しています。主流煙と比較して、タールの含有量が3.8倍に増えることがデータで挙げられています。

伝聞や推測表現はなるべく使わない

WEBライティングをする際は、伝聞や推測表現はなるべく使わないようにしましょう。ユーザーが求めているのは、伝聞や推測的な情報ではなく、専門家が解説した情報です。

伝聞や推測表現が多いコンテンツは、ユーザーの信頼が得られません。データに基づいた解説で伝聞や推測表現を使うのは控えましょう。

NG例
WEBライティングは、売上に大幅に影響するらしいです。コンテンツ作成方法を学んだ方がいいかもしれません。
OK例
WEBライティングは、売上に大幅に影響します。なので、コンテンツ作成方法を学びましょう。

以上、WEBライティングをする際の注意点を解説しました。

WEBライティングをする際の具体的なテクニックや注意点を見ていきました。次からは、WEBライティングを行う方法を流れで確認します。

WEBライティングを行うまでの3ステップ

WEBライティングのテクニックや方法をお伝えしましたが、WEBライティングに入る前の事前準備も大切です。WEBライティングを行うまでの3ステップを解説します。

WEBライティングする目的やペルソナを決める

まず一つ目に、WEBライティングする目的やペルソナを決めましょう。決めて欲しいのは以下の3点です。

  • ペルソナ
  • インサイト
  • ゴール

上記の3点を、「狙っているキーワード」から推測しましょう。目的やペルソナを設定することで、コンテンツの内容に一貫性が出るでしょう。

記事の構成を考える

ペルソナ、インサイト、ゴールを設定したら、記事の構成を考えましょう。記事を作成する際は、記事全体の構成を事前に組み立てることが重要です。

記事構成を先に組み立てることで、どのような内容・要素を書けば良いか全体像を整理することができます。事前に全体像を組み立て把握することで執筆時に文章が書きやすくなるのです。

また、全体像が整理されることでユーザーにとっても読みやすい文章となります。

記事構成を作成する際は、目次の項目(見出し)を書き出し、記事全体のロジックを整えましょう。

目次で要点整理する事でユーザビリティも向上する

ユーザーにとってコンテンツを上から下まで全て読むのは大変なことです。実際にコンテンツを読む際は、要点しか見ない方も多いです。

実際に、インターネット上での記事はほとんど飛ばし読みされているというデータがあります。

ユーザーは記事全体の20%程度しかテキストを読まないという研究結果が、ヤコブ・ニールセンというアメリカの工学博士によって発表されています。

https://u-site.jp/alertbox/20080506_percent-text-read

目次にて要点を整理することで、ユーザーが欲しい情報にアクセスしやすくなり結果としてユーザビリティが向上します。

欲しい情報が見つかりづらいとユーザーの離脱を招いてしまいますので、要点を見やすいようにページ作成することが重要です。

コンテンツ全体の目次以外にも、見出しに対して中見出しも作成してあげると、より読みやすいになります。

実際にWEBライティングする

目的やペルソナを設定し、記事構成ができたらあとはライティングを進めていくだけです。

先ほどご説明したSDS法やPREP法を活用して文章を作成していきます。

また、「ライティングのコツ」でご説明したポイントを意識して読みやすい文章を心がけましょう。

まとめ

WEBライティングの方法に関して説明しましたが、いかがでしたか?最後にこの記事をまとめていきます。

WEBライティングとは
・「WEB上にいる読者のニーズに合わせた記事の執筆」のこと。
・PREP法やSDS法を活用することがおすすめ

WEBライティングの目的やメリット
・目的→コンテンツを読んだユーザーに行動を起こさせること
・メリット→ユーザーの行動をデザインでき、いつでも情報にアクセスできること

記事の質を高めるコツ
・文章を簡潔に
・ユーザーの気持ちに寄り添う
・中学生でも分かる文章を心がける
・主語と述語を適切に使う
・具体的な数値やデータを用いる
・文章を簡潔に
・同じ文末表現を続けない
・トーン&マナーを意識する
・接続詞を適切に使う
・グラフや箇条書きを使う
・スマホやパソコン別に改行をする

注意点
・コピペはしない
・証拠を提示する
・伝聞や推測表現はしない

WEBライティングを行うまでの3ステップ
・ペルソナ、インサイト(ユーザーの感情)、ゴールを考える
・記事の構成を作る
・読みやすさを意識してライティングする